2006年07月27日

【お金になる英語 #048】 バフェットに学ぶ (5) American corporations

今回も、バフェットさんが株主に宛てた手紙
"Chairman's letter" を取り上げます。



◆Today's pick up

And that's my point: These costs are now being incurred in amounts that
will cause shareholders to earn far less than they historically have.

To understand how this toll has ballooned, imagine for a moment that
all American corporations are, and always will be, owned by a single family.

We’ll call them the Gotrocks.

After paying taxes on dividends, this family - generation after generation
- becomes richer by the aggregate amount earned by its companies.

Today that amount is about $700 billion annually...

[(c) Warren E. Buffett/BERKSHIRE HATHAWAY INC. 2005 Annual Report]



▼Vocabulary

incur ((損失を)招く)
toll (料金、コスト)
balloon (ふくらむ)
dividend (配当金)
aggregate (合計の)



◆きょうのポイント(対訳ではありません)

これらの(摩擦)コストは、株主たちが、これまで歴史的に得られたリターン
よりも、はるかに少ない投資収益しか得られなくなるという結果をもたらす。

こういったコストが、なぜここまでふくらんでしまったのか?

それを理解するために、こんなたとえを用いてみたい。

ここで、仮に、すべてのアメリカ企業がひとつの家族によって所有されている
ものと考えてみよう。

この家族を、仮に Gotrocks と呼ぶことにしよう。

この家族は、世代を経るごとに、どんどんリッチになっていくはずだ。

彼らが所有する企業群の利益総額と、彼らが受け取ることになる税引き後の
配当金によってである。

彼らが毎年手にする富の規模は、こんにち、およそ7千億ドルの規模となって
いるのだ・・・

(続く)


 ※バークシャー・ハサウェイ社のアニュアルレポートはこちらから入手できます
   → BERKSHIRE HATHAWAY INC. http://www.berkshirehathaway.com/



■SHOJI's Comment

今回取り上げた箇所で、バフェットさんは、何をいいたかったのでしょうか?

ひとことでいって、アメリカの投資家たち(米企業の株主たち)は、何もせず
とも、かなりのスピードで豊かになることができるのだということでしょう。

ところが、すでに豊かになる資質を十分に持っているはずの彼らが、ある種の
余計な行動を取ることによって、とんでもない損失を被ってしまう・・・

その「余計な行動」がもたらすコストこそ、バフェットがいうところの
"frictional cost"(摩擦コスト)です。(前号参照)

その実態については・・・また次回で。
posted by SHOJI at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月25日

【お金になる英語 #047】 バフェットに学ぶ (4) frictional costs

◆Today's pick up

"frictional costs"

True, by buying and selling that is clever or lucky, investor A may take more
than his share of the pie at the expense of investor B.

And, yes, all investors feel richer when stocks soar.

But an owner can exit only by having someone take his place.

If one investor sells high, another must buy high.

For owners as a whole, there is simply no magic - no shower of money from
outer space - that will enable them to extract wealth from their companies
beyond that created by the companies themselves.

Indeed, owners must earn less than their businesses earn because of “frictional”
costs.

(c) Warren E. Buffett/BERKSHIRE HATHAWAY INC. 2005 Annual Report/Page 18


▼Vocabulary

share (持分、株式)
as a whole (全体として)
extract (取り出す)
frictional (摩擦の)


◇きょうのポイント(対訳ではありません)

【意訳】
賢明な判断によるものか、はたまた単なるラッキーな出来事かはともかくとして、
ときに投資家は、取引を通じて所有していた持分以上の価値を手にすることがあります。

ただし、その超過分の利益とは、他の投資家の負担によるものです。

たしかに、株価が高騰したとき投資家はリッチな気分になるものです。

しかし、ある株主がその持分を換金するには、他の誰かがその立場に取って
代わる必要があります。

高く売れたということは、見方を変えれば他の誰かが高く買ったということです。

全体として、どこかからお金が降ってくるようなことはありません。

魔法はありえないのです。

ゆえに株主は、所有する会社が生み出す価値以上の富を手にすることはできません。

しかも最終的に株主が手にする価値は、彼らが所有するビジネスが稼得したそれ
よりも小さなものとなってしまいます。

その原因は、frictional(摩擦)コストによるものです。


【SHOJI's コメント】
投資家にとって最大の問題は「摩擦コスト」だそうです。

摩擦コストとは?

それはまた次回で。

(・・・もうお分かりかとは思われますが)


 ※バークシャー・ハサウェイ社のアニュアルレポートはこちらから入手できます
   → BERKSHIRE HATHAWAY INC. http://www.berkshirehathaway.com/


■書籍「決算書投資術」 読者の声

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ライブドアショックでは痛い目にあいました。株価の動きに惑わされる弱い自分に
出会いました。最後の方の「株価ではなく、会社そのものを見るんです」の言葉に
もう少し前に出会えてたら・・・精神力の重要性を強く感じています。
(M.Tさん 神奈川県 41歳 男性)
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「痛い目」を見ても、その出来事をどうとらえるかによって、そこから何を学ぶか
によって、大きな気付きを得られるはずと私は考えています。
そういう意味では、長い目で見て「失敗」ということはありえないともいえるのでは
ないでしょうか?・・・なんてえらそうなことを書いてますが、やっぱりがっくり
来るときはがっくり来てしまいますよね。
けど、どんな経験も決して無駄にはならないものですよ。きっと。(SHOJI)


 テクニックよりも感性を磨こう

  決算書投資術 → http://tinyurl.com/79axc



▽編集後記

先日、ストーンエイジという映画を監督された白鳥哲さんからインタビューを受ける
機会がありました。

「右脳開発」をテーマとした(インターネットTVの)番組に関するものだそうです。

それにしても白鳥監督の柔らかな物腰と穏やかな語り口に強く感銘を受けました。

お蔭で初対面とは思えないほどリラックスしてお話しすることができました。

それにしても白鳥監督、私と同世代なんですね。ほんとビックリです。

もっとがんばろう自分って感じで。
posted by SHOJI at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月28日

【お金になる英語 #046】 バフェットの海外投資。その動機

※「バフェットに学ぶ」バークシャーのアニュアル・リポート研究シリーズは
 次回以降に掲載の予定です。


こんにちは。楽しい投資研究所の庄司です。

今回は、バフェット氏が会長を務める Berkshire Hathaway 社の Annual Meeting
(株主総会)のもようを伝える Financial Times の記事を取り上げます。

半月遅れの話題でスミマセン。

けど Mr. Buffett の視点は、半月程度で色あせるようなものではありませんからね!



◆Today's pick up

"Buffett on the prowl for $30bn of deals"

Warren Buffett, chairman of Berkshire Hathaway, is on the lookout for
big acquisitions.

His comments to shareholders at the weekend suggest the company could
spend more than $30bn over the next three years.

(May 8 2006/Financial Times)



▼Vocabulary

be on the prowl (物色中、〜を求めてうろついている)
be on the lookout for (注視している、〜を探し求めている)
acquisition (買収)
shareholder (株主)


◇きょうのポイント(対訳ではありません)

ウォーレン・バフェット氏が巨額買収の対象を物色中だ。

バークシャー・ハサウェイ社の株主総会で、会長のバフェット氏は、今後
3年以内に300億ドル以上の投資もありうることを示唆。

最近ではイスラエルの金属加工会社 Iscar を買収している。

バークシャー社がアメリカ国外企業の持分を取得したのはこれが初めて。

バフェット氏が米ドルという通貨の価値に懐疑的なのは有名な話。

Financial Times は、今回のイスラエル企業買収について、

「Iscar 案件のような海外企業の買収も、米ドル建て資産以外の通貨へ資産を
分散させたい Berkshire の戦略の一環」

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Overseas acquisitions like that of Iscar are also part of Berkshire's
strategy to diversify away from dollar-based assets. (May 8 2006/FT)
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とコメントしている。


で、 Buffett 本人も

「我々は(米ドル以外の)他の通貨圏における収益力を好む」

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"We like the idea of developing earnings power in other currencies"
(May 8 2006/FT)
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と語ったりしている。


ところで今回のバークシャーの株主総会において、バフェット氏は日本企業への
投資に興味津々であることを明言した。

理由は魅力的な企業がたくさんあるからとのことだが、その根本的な動機は
やはり米ドルのインフレ懸念だろう。

バフェット氏が抱くのは、巨額の経常赤字と財政赤字(双子の赤字)を続ける
アメリカに対する不信感、と見た(というか通説)。

それにしても興味深いのは、国際金融に大きな影響力を持つ一個人が、自国の通貨を
こうも痛烈に批判し続けられるアメリカという国家。

いろいろ問題は山積しているようにも見受けられるが、アメリカという国の
ふところの深さも感じられて興味深い。



■[Flash!] Related headlines (関連記事見出し)

・米の老練投資家、ドル安危機感 / バフェット戦略海外買収に転換 /
 投資候補25カ国 日本企業に触手(May 10 2006/日経金融)

・米経常赤字 膨張に警告 投資家バフェット氏「大幅なドル安もある」
 (May 8 2006/日経)

・Buffett's Israeli acquisition lifts investor mood(May 9 2006/FT)
[プチ訳] バフェットのイスラエル企業買収に投資家心理が高揚
 → イスラエル通貨shekel が対ドル11ヶ月ぶり高値

posted by SHOJI at 13:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【お金になる英語 #045】 バフェットに学ぶ (3) Cutting the returns

こんにちは。楽しい投資研究所のSHOJIです。

今回も 2005年度バークシャー・ハサウェイ社のアニュアル・レポートを取り上げます。

用いるチャプターのタイトルは "How to Minimize Investment Returns"。

直訳すれば、「投資成果を最小化する方法」(!)です。

これは決して流すわけにはいきません・・・



◆Today's pick up

"Cutting the returns"

It’s been an easy matter for Berkshire and other owners of American
equities to prosper over the years.

Between December 31, 1899 and December 31, 1999, to give a really long-term
example, the Dow rose from 66 to 11,497. (Guess what annual growth rate is
required to produce this result; the surprising answer is at the end of this
section.)

This huge rise came about for a simple reason: Over the century American
businesses did extraordinarily well and investors rode the wave of their
prosperity.

Businesses continue to do well. But now shareholders, through a series of
self-inflicted wounds, are in a major way cutting the returns they will
realize from their investments.


(Copyright (c) Warren E. Buffett /
BERKSHIRE HATHAWAY INC. 2005 Annual Report/Page 18)



▼Vocabulary

prosper (繁栄する)
Dow (Dow Jones Industrial Average: ダウ・ジョーンズ工業株平均)
prosperity (繁栄、成功)
self-inflict (自らを傷つける)


◇きょうのポイント(対訳ではありません)

【意訳】
バークシャーを含め、アメリカ企業のオーナー(株主)が数十年間に渡って豊かになる
のは簡単なことでした。

1899/12/31から1999/12/31の間、ダウ平均は 66 から 11,497 に上昇しています。

(上記の期間、年利はどの程度であったか推測してみてください。答えは後ほど)

この大幅な上昇はひとつのシンプルな理由によるものです。

つまり、この100年間アメリカ企業のビジネスは極めて良い成果をもたらし、投資家は
その波に乗ることができたのです。

アメリカ企業の営むビジネスは、依然として好調に推移しています。

しかし当の株主たちは、自らを傷つける行為を通じて、彼らが手に入れられるはずの
リターンを削り取ってしまっているのです。


【SHOJI's コメント】

株主・投資家が、自らの手でリターンを捨てる「自傷行為」とは何なのでしょう?

それは次回で。(続きます)



 ※バークシャー・ハサウェイ社のアニュアルレポートはこちらから入手できます
   → BERKSHIRE HATHAWAY INC. http://www.berkshirehathaway.com/



■書籍「決算書投資術」 読者の声

Amazonレビューに嬉しいコメントが寄せられていました。
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最後の章を読んだ時、始めにこの本を手に取った決算書分析という目的を
忘れる位の感動を覚えました。「第7章 最高の投資対象とは」・・・

自分の生活を豊かにしたいと思って始めた投資ですが、日々の値動きがつい気に
なり、気がつくと肝心の心が貧しくなっていくような気分になる事が多かったです
いくらお金が儲かっても、肝心の心が貧しくなっていくのなら、空しさを感じる
だけです。

しかし、投資によって得られる大切な物について教えて頂いた時に、子供の頃以来
忘れかけていた、新しいことを知る喜びを思い出したような気がしました・・・
 → 続き http://tinyurl.com/79axc (きょう さん / Amazonレビュー より)
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私が一番お伝えしたかったことを、正面から受け止めて下さったようです。
こういう方がひとりでもいれば、本を出版したことは「成功」だったと思えます。
まったくもって著者冥利に尽きるというものです。(SHOJI)


 テクニックよりも感性を磨こう

  決算書投資術 → http://tinyurl.com/79axc

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【お金になる英語 #044】 バフェットに学ぶ (2) The importance of who is CEO

こんにちは。楽しい投資研究所のSHOJIです。

今回もバークシャー・ハサウェイ社の2005年度アニュアル・レポートを取り上げます。
バフェット氏の投資哲学にリアル・タイムで触れ、学べる私たちは、投資家として
とてもとても幸運であると思うのです。


* バフェットに学ぶ (2) *

◆Today's pick up

"The importance of who is CEO"

It’s hard to overemphasize the importance of who is CEO of a company.

Before Jim Kilts arrived at Gillette in 2001, the company was struggling,
having particularly suffered from capital-allocation blunders.

In the major example, Gillette’s acquisition of Duracell cost Gillette
shareholders billions of dollars, a loss never made visible by conventional
accounting.

Quite simply, what Gillette received in business value in this acquisition
was not equivalent to what it gave up. (Amazingly, this most fundamental of
yardsticks is almost always ignored by both managements and their investment
bankers when acquisitions are under discussion.)

(Copyright (c) Warren E. Buffett/BERKSHIRE HATHAWAY INC. 2005 Annual Report/Page 15)


 バークシャー・ハサウェイ社のアニュアルレポートはこちらから入手できます。
  → BERKSHIRE HATHAWAY INC. http://www.berkshirehathaway.com/



▼Vocabulary
Jim Kilts (ジレット社のCEO)
struggle (奮闘する、もがく)
capital-allocation (資本配分、資本政策)
blunder (不注意による愚かしい過ち、失策)
conventional accounting (会計慣行)
yardstick (判断の基準、ものさし)



◇きょうのポイント(対訳ではありません)
【意訳】
いったい誰が企業の舵取りを行うかということの重要性は、いくら強調しても
し過ぎるということがありません。

2001年にジム・キルツがジレット社のCEOに就任するまで、この会社は誤った
資本政策からくる問題にもがき、あえいでいました。

顕著な例では、かつてジレット社がデュラセル社を買収した際、株主は数十億ドル
のコストを負担することとなりました。

ですが、そもそもこの買収によってジレット社は、支払った対価以上のものを
手にすることはなかったのです。

しかも慣行的に行われる会計処理上、(株主が負担することとなった)このコストは
表面に現れることがありません。

さらに驚いたことには、こういった根本的な問題(会計処理が必ずしも実態を反映
したものではないということ)が、経営陣や投資銀行家の間でほとんど無視されて
しまっているということです。


【SHOJI's コメント】
ジレット社はバークシャー社が1割弱の持分を有する企業でしたが、2005年10月に
P&G社へこの持分が売却されました。

すでにバークシャー社の手元を離れた企業ではありますが、バフェットはジレット社を
取り上げて、経営トップの重要性を強調しています。

バフェットは常々、安易な企業買収を批判し、また、必ずしも経営実態を反映しない
会計処理についても警鐘を鳴らしています。

会計は経営の実態を表してこそ、その役割を果たすものです。

ですが、現実問題として、残念ながらすべての企業活動を100%完璧に会計処理に
取り込むことは不可能です。

(会計のプロを名乗る私が、こう断言しなければならないのは残念なことです)

だからこそ経営者は、会計上のからくりに惑わされることなく、決算書に表れる数字の
向こう側に実態を見、真に株主のためになる経営を実践しなければならないものである
はずです。

それには経営のプロとしてのスキルと同時に、人間としての誠実性が不可欠となります。

投資家もまた同時に、そんな優れた経営者を見抜くための目利き力を持たねばなりません。

投資力とは、優れて誠実な人物を見抜く目利き力でもあるのです。



■書籍「決算書投資術」 読者の声

読者さんから熱烈なおたよりをいただきました。ご紹介します。
ここまで熱く読んでくださる方がいるのですね・・・
正直、深い喜びを覚えました。著者冥利に尽きるとはまさにこのことです!
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はじめまして、こんにちは。本(決算書投資術)読みました。
そして大変共感しました!

前半から中盤にかけては「ふんふん、そうそう、そうなんだよ」ってな感じで、
他のバリュー投資本と同じように読んでました。第六章での財務書表のところ
では、「全く勉強してない人にはわかんないだろうなぁ」と。

そして第七章。電車の中で読んでて、目的地についたんですが、とにかく続きが
読みたくて、寒い中、田舎の駅のベンチで最後まで読みました。

正直びっくりしました。わくわくしました。

それはあまりにも共感できる、そして自分が目指している哲学だったからです・・・
 → 続き http://www.1toushi.com/book/review.htm
(M.Fさん/20代/男性)
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 (テクニックよりも感性を磨こう)
  決算書投資術 → http://tinyurl.com/79axc
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2006年03月11日

【お金になる英語 #043】 バフェットに学ぶ (1) Buy to keep

今回から数回にわたって、ある会社のアニュアルレポートを取り上げます。

その「ある会社」とは、バークシャー・ハサウェイ。

あのウォーレン・バフェット氏が会長を務める投資会社です。

学びどころ盛りだくさんで、原文を手にしただけでワクワクしてしまいます。

  ちなみにオリジナルのアニュアルレポートはこちらから入手できます。
  → BERKSHIRE HATHAWAY INC. http://www.berkshirehathaway.com/


* バフェットに学ぶ (1) Buy to keep *

◆Today's pick up

"Have no exit strategy"

Unlike many business buyers, Berkshire has no "exit strategy." We buy to keep.
We do, though, have an entrance strategy, looking for businesses in this country
or abroad that meet our six criteria and are available at a price that will
produce a reasonable return.
If you have a business that fits, give me a call. Like a hopeful teenage girl,
I'll be waiting by the phone.

(Copyright (c) Warren E. Buffett/BERKSHIRE HATHAWAY INC. 2005 Annual Report)


▼Vocabulary

exit strategy (出口戦略)
six criteria (バークシャーの買収6基準)


◇きょうのポイント(対訳ではありません)
<意訳>
巷にあふれる多くの企業買収者と異なり、バークシャーは「出口戦略」というものを
持っていません。

私たちは、保有し続けるためにこそ、ビジネスを買うのです。

私たちは出口戦略の代わりに一つの「入口戦略」を掲げています。

私たちが探し求めるのは、国内・海外を問わず、私たちの「買収6基準」を満たし、
妥当なリターンをもたらすであろう価格が提示されるビジネスです。

もしあなたがこれらの要件に沿うビジネスをお持ちであれば、ぜひ電話をください。

私はティーンエイジの少女のように、ドキドキしながら電話のそばで待っていますよ。


<ひとことコメント>
「ティーンエイジの少女のように」って・・・なんてお茶目な。
(バフェット氏は現在75歳)



ところで文中で言及されているバークシャーの「買収6基準」については、以前
メールマガジン「投資家さん、会計の勉強しませんか?」にて取り上げました。
 → http://www.mag2.com/m/0000151650.htm (2005年12月18日号を参照のこと)

せっかくですので、その一部を以下に引用します。


●バフェットが買いたい会社

彼はかつて、ウォールストリート・ジャーナルにこんな広告を寄せています。

タイトルはダイレクトに『会社買います』というもの。

彼が欲しい会社の条件とは・・・

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("Here's what we are looking for,")

(1) Large purchases (at least $10 million of after-tax earnings, and
preferably much more).

(2) Demonstrated consistent earning power (future projections are of
little interest to us, nor are “turnaround” situations).

(3) Businesses earning good returns on equity while employing little or
no debt.

(4) Management in place (we can’t supply it).

(5) Simple businesses (if there’s lots of technology, we won't understand it).

(6) An offering price (we don’t want to waste our time or that of the seller
by talking, even preliminarily, about a transaction when price is unknown).
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【日本語訳】
(1) 大企業であること(税引後利益が少なくとも1,000万ドルあること。多ければ多い
 ほど望ましい)。(注)現在は7,500万ドルに設定

(2) 継続的に利益を上げる能力が備わっていること(当方は、将来の見通しや業績の
 「反転回復」シナリオにはほとんど関心がありません)。

(3) ROE(自己資本利益率)が高く、借入金がほとんどないこと。

(4) 経営陣が残留すること(当方には、新たな経営陣を見つけて送り込む力はありません)。

(5) 単純明快な事業であること(ハイテクは理解できません)

(6) 売却希望価格を提示すること(希望価格が明かされないまま話し合いに入るのは、
 たとえそれが予備交渉だとしても、お互いの時間のムダだと考えます)。
----------------------------------------------------------------

バフェット氏が提示するこれらの条件は、私たち投資家にとって大切な着眼点を
教えてくれます。

(普通の個人投資家が株式市場で投資先を物色するのであれば、(1)と(6)は無視し
ても構わないと思われますが)

「もしもバフェットが私の立場に立ったとしたならば、彼はその会社に魅力を感じる
だろうか?」

この問いが、私に投資を実行すべきか否かの答えをもたらしてくれます。

そのとき手元にあるのはもちろん、彼が欲する会社の条件。

私にとっての、『投資の意思決定チェックリスト』になってます。


 → 投資家さん、会計の勉強しませんか? http://www.mag2.com/m/0000151650.htm


原文の出典:
“Warren Buffet speaks ? Wit and wisdom from the world’s greatest investor”
By Janet Lowe → http://tinyurl.com/a7xzq

日本語訳の出典:
『ウォーレン・バフェット 自分を信じるものが勝つ! 世界最高の投資家の原則』
ジャネット・ロウ著 / 平野誠一 訳 → http://tinyurl.com/7nycz



■「決算書投資術」 読者の声

今回は、私の元同僚で友人のS君からいただいたメールをご紹介させていただきます。
彼は、最近娘さんが生まれたばかりの幸せいっぱい公認会計士です。身内ネタでスミマセン。
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遅くなりましたが、本(「決算書投資術」)読み終わりました。

正直びっくりしました、庄司が本を出版するなんて!!

むかし、監査法人時代にHPを始めたころから、「本出すかも」って感じは
あったけど、実際に出すとはすごいです。

内容については、会計士という観点から、財務数値に焦点を当てた書き方で、
読者にも説得力があったと思います。

また、話しかけるような書き方も、読みやすくよかったと思います。

一般的に数字ってとっつきにくい感じがするから、よりよかったのでは?

僕の場合、本人を知っているので庄司らしさがそのまま出ていた気がします。

「庄司らしさって?」と聞かれても、うまく説明できないけど、「庄司」って感じです。

(道場ネタが出てきたとき、やっぱり庄司だって思ったっけ。)

(T.Sさん/静岡県在住/男性/職業:公認会計士)
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 (テクニックよりも感性を磨こう)
  決算書投資術 → http://tinyurl.com/79axc



▽編集後記

バフェットさんは、自分が投資で成功できたそのノウハウを広く世界中の人たちと
シェアしようとしています。

成功した人は、自らが成功に至ったノウハウを独り占めしたり隠したりしようとは
思わないものなのかもしれません。

偉大な投資家としての珠玉の知恵を、多くの人に与え続ける彼は、さらに多くの人々を
魅了し、自身の持つビジネスをさらに成長・強化させ続けています。

これこそ、与えるものは巡り巡って与えられるという「善循環」の例ではないでしょうか。

ところで、私の大切な友人に水島智裕さんという方がいます。

「しあわせお父さん」という殿堂入りを果たしたメールマガジンの発行者であり、
「幸せな生き方」をテーマに日本中を講演して回っている魅力あふれる人物です。

このたび彼がこんなe-Bookを書き上げました。


奇跡の人生逆転レポート『なんかいいことないかなぁ〜逆転の発想で、人生は逆転できる!』
http://www.shiawaseotousan.com/itk/nanka.htm


私が実際に読んで、ビビッと来たことばをご紹介します。

・豊かさのポジティブスパイラル

・善循環が人生を加速させる

・運命の女神は、求めるものに道を与える。偶然を装って


必ずしも投資をテーマにした本ではありませんが、本当の幸せってなんだろう?ということを
改めて考えさせられる素敵な本でした

中でも、最後に記された彼の体験談は感動ものでした(ホントに)。

きっと、バフェットさんも水島さんも、自身が体験した感動をより多くの人に感じて
もらいたいがために、自らの経験や考え方を広く分かち合おうとしてくれているように思われます。

ところで水島さんのe-Bookは(なんと)無料です。


 水島さんの感動をあなたに
 → 奇跡の人生逆転レポート『なんかいいことないかなぁ〜逆転の発想で、人生は逆転できる!』
   http://www.shiawaseotousan.com/itk/nanka.htm


ぜひあなたも手にとって感動を思い出してみてくださいね。(SHOJI)

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2005年12月10日

【お金になる英語 #042】 米ドル独歩高、その理由

◇きょうのポイント(対訳ではありません)

米ドルがユーロや円、英ポンドに対して2年来の高値をつけている。

このところの「驚きのドル高」の立役者は、中東のオイルマネー。

原油価格は2001年から170%の上昇を見せ、現在25年来の高値水準にある。

そしてこの5ヶ月ちょっとの間に、OPEC(石油輸出国機構)構成国の預金
残高に占める米ドルの割合は、61.5%から69.5%に跳ね上がった。

原油高で産油国に流れたマネーが、米ドルに還流しているという構図。

ではなぜ今ドルなのか?

「金利差が主な要因」という説が有力。

たとえば、超低金利の日本円で資金を調達し、それをドル建ての運用にまわす
ことで差益を得る。

この思惑をベースに、円売りドル買いが継続しているというもの。

ただし、米ドルの対ユーロ高は「米欧間の金利差では説明しきれない水準」
(2005/12/08 日経)にある。

さらにアメリカが抱える「双子の赤字」問題は依然として米ドルの先行きに
影を落とす。

ゆえに「ドル高は長く続かない、ユーロはやがて反発するだろう」という
見方が大勢を占める。

しかし日本円の反発はほとんど期待されていない。

なぜなら、ゼロ金利政策・量的緩和政策の見直しはまだまだ先の話と見られて
いるから。

量的緩和策という「異常な対応」(福井日銀総裁)が続いているのは、日本経済の
足腰に自信を持てない日本国民の集合的な意識が反映しているのかもしれない。

自信を失った国の通貨が評価されることは少ない、ともいえると思う。



□[Flash!] Related headlines (関連記事見出し)

・NZ rates raised to 7.25% (Dec 9 2005/FT)
[プチ訳] ニュージーランド中央銀行が金利を7.25%に。

・Inflation fears fuel surprise S Korean rate rise (Dec 9 2005/FT)
[プチ訳] インフレ懸念から韓国中央銀行も利上げ。3.75%に。

・Cold weather forecasts help fuel prices hot up (Dec 9 2005/FT)
[プチ意訳] アメリカに厳冬予報。さらに原油高進むか?

・Koizumi in deflation meeting with BoJ (Dec 9 2005/FT)
[プチ意訳] 小泉首相が日銀幹部と会合。プレッシャー強める?

・量的緩和 来春解除の姿勢/日銀総裁「重要な局面迫る」(Dec 9 2005/日経)

・ドル、来年は下落 (バンカメ為替戦略責任者)/米経常赤字が焦点
 (Dec 7 2005/日経金融)



■『決算書投資術』(庄司卓矢著)読者さんの声

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『最高の投資対象は自分自身』というフレーズに感銘を受けました。
(福井県/34歳/男性)

「投資の知恵」にあたる部分には感銘を受けました。おとぎ話や「賢明なる
投資家」達の言葉を交えており、非常に分かりやすく、一気に読み進められました。
いろいろと感銘を受け啓蒙されましたが、適切な「問い」を発することが
大事だという箇所では、はっとさせられました。日々の株価の上下を気にして
いて、株式投資を楽しんでいない自分に気がつくことができました。
(東京都/32歳/男性)
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いちばん訴えたいことを読み取っていただけて、とても嬉しいです。
著者冥利に尽きるとはこのことですね!(庄司)



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▽編集後記

ちょっとした仕事で、愛知県豊橋市に来ています。

しかし、当初宿泊予定だったホテルが例の耐震強度偽装問題で営業停止と
なってしまいました。(まさかこんな形でわが身に降りかかってくるとは!)

で、急きょクライアントさんが市内のホテルを用意してくれたのですが、
私はいま潜水艦乗務員の気分です。

つまり(率直に言って)暗くて狭いチープなホテルなので、チェックイン
して以来、なんだか気分が落ち込みがちなのです。

しかし人生なにごとも、心の積極性次第です。(by 中村天風師)

ここで私はある仮定の中に身を置くことにしました。

つまり、私はいま潜水艦の乗務員となった、という設定です。

潜水艦であれば、暗くて狭いのは当たり前のことです。

そして潜水艦でこの広さの部屋を割り当てられるということは、もはや
艦長レベルです。

狭いながらも湯水だけはふんだんに使えるという恵まれた環境です。

しかも命が危険にさらされることは多分ないでしょう。

かの「やまと」海江田艦長以下、乗務員達の立場を考えたら、これほど
恵まれた環境もありますまい。



…………ふと我に返って悲しくなるのが玉にキズです。



今日もお仕事、がんばりたいと思います。(SHOJI)


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※妄想もラクじゃない。
Copyright (c) 2005 All rights reserved by Shoji Takuya
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(裏)
いくら「潜水艦気分」でも、やはり足を伸ばして湯船に浸かりたい……
そう思ってサウナに入って来ました。サウナ最高。

posted by SHOJI at 10:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月07日

【お金になる英語 #039】 サー・ストリンガーの苦悩

◇きょうのポイント(対訳ではありません)

ソニーCEOのハワード・ストリンガー会長が苦悩の中にいる。

Financial Times のインタビューの中で、「文化的隔絶(文化の違い)に
直面している」とハワード氏。

氏いわく、「日本人投資家は、クビ切りはよせ、と言う。しかし西洋の
投資家は、経営者は(経営建て直しのための)十分な働きをしていない
なんてことを言う」

「私はまるでワナにはまったかのようだ。逃げ出したいとすら思った」

赤裸々すぎるんじゃないかと思うくらい、その心中を吐露している。
それだけ切羽詰っているということなのだろうか。

ところで日経新聞は、このインタビュー記事をとらえて「ソニーの
ハワードCEOと一部日本人幹部の対立」と報じ、人員削減の必要性を訴える
ハワード氏と、優れた技術者流出の危険性を訴える日本人幹部、という
構図を描いた。

続けて「海外メディアを通じた同会長の言葉と、国内の発言には温度差が
ある」とも。

これが真実かどうかはともかく、現時点のソニーが渦中の存在であることは
確か。

投資家の立場からすれば、事のなりゆきを見守るというのも、大切な意思
決定の選択肢なのだと思う。


□[Flash!] Related headlines (関連記事見出し)

・Sony's "sledgehammer" strategy (Sep 26 2005/FT)

・ソニーに失望売り/ADR(米国預託証券)続落「改革 踏み込み不足」
(Sep 26 2005/日経金融)

・SONY vs. ソニー/ストリンガー改革に壁?/日本流にジレンマも
(Sep 26 2005/日経)

・ストリンガー(ソニー)会長が「日経は誤報!」と大激怒(週刊現代 10/8号)


▽Extra Mini-Lecture [Psychology for Investors(投資の心理学)]

設問はふたつです。次の状況をイメージしてください。

第一問。あなたには次の2つの選択肢が与えられています。
今あなたは、どちらかひとつを選ばなければなりません。どちらを選びますか?

A:8万円を確実にもらう。

B:賭けを実行する。その場合、85%の確率で10万円もらえるが、15%の確率で、
  何ももらえない可能性がある。

くり返しますが,直観的に答えて下さい。
よろしいですか?では次に進んで下さい。

第二問です。さらに、あなたには次の2つの選択肢が与えられています。
あなたは、どちらかひとつを選ばなければなりません。どちらを選びますか?

C:8万円を確実に支払う。

D:賭けを実行する。その場合、85%の確率で10万円損するが、15%の確率で
  1銭も払わなくてよい可能性がある

さて、いかがだったでしょうか?
これを、学生を対象に実際に実験してみた結果をご紹介しましょう・・・


続きはこちら(↓)からご覧いただけます。
http://www.1toushi.com/book/shinri01.htm

(『決算書投資術』第4章 投資の心理戦を制する より)


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▽編集後記

"String"を英和辞書でひくと、「ひもで縛る」や「じゅずつなぎにする」
と訳されます。(Color Epoch Dictionary 旺文社)

さらに英英辞書をひけば、
"to put things together onto a thread, chain etc" だそうです。
(LONGMAN Dictionary of Contemporary English)

その意を汲めば、「(物事を)整然と並べる・整理する・整列させる」と
いったところでしょうか。

経営の方向性を模索するソニーにあって、事業の建て直しに奮闘するCEOが
「整理する人」(Stringer)というのも、なにやら示唆的ではないかと。

単なる言葉遊びといってしまえばそれまでですが、偶然というか符合と
いうかシンクロニシティというか・・・

こういうところに世の中の「遊び」が見え隠れし、そこに出来事の意味や
意図というようなものを感じる人は、意外に多かったりするものです。


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※最近のお気に入りはAIの"Story"。良い曲です。
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(裏)明日から大阪です。食べ過ぎに気をつけながら、「喰いだおれの街」
を満喫してきます。やはり一日5食でいくか・・・(格闘家並み)
posted by SHOJI at 07:47| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【お金になる英語 #040】 鳥インフルエンザ

◇きょうのポイント(対訳ではありません)

この頃、鳥インフルエンザに関する記事が目立つ。

WHO(世界保健機構)は、鳥インフルエンザが世界的に流行する危険性を指摘し、
最悪1億5千万人の死者が出る可能性を示唆。

現段階で期待されているのが、ロシュが製造販売する抗ウィルス薬"Tamiflu"。

台湾では非常の事態に備え、これに似た薬の開発準備を進めている。

ただ、台湾が開発しようとしている薬がロシュの特許を侵害する可能性を指摘する
声も。

そして、台湾は鳥インフルエンザの脅威に乗じ、自地域の製薬産業強化の好機と
見ている(?)という憶測も飛ぶ。

ちなみにロシュには、薬の供給に関して(価格面でも供給量の面でも)国際的
かつ政治的なプレッシャーが高まっているもよう。

製薬業界の動向も気になるが、それより何よりこれは命にかかわること。

マネーの前に健康第一。健康な身体があってこその豊かさ。

投資する側としても、本当の豊かさというものを見据えた行動をとりたい。


□[Flash!] Related headlines (関連記事見出し)

・Chinese leader offers reassurance on bird flu (Oct 28 2005/IHT)

・鳥インフルエンザ/中国、対策を強化/上海、感染地の鶏搬入禁止
(Oct 27 2005/日経)

・クロアチアの白鳥も「クロ」(Oct 27 2005/日経)


☆楽しい投資研究所の本、好評発売中

 『決算書投資術』庄司卓矢著 \1,470(税込)

・読者さんの声
投資歴は5年ほどですが、あまり勉強することなく続けていました。
ここ最近になり、バリュー投資を初め、投資関連の本も幾つか読みました。
「決算書投資術」は投資の本なのになぜか感動しました。
(33歳/男性)

・プレゼント実施中
読者の方全員にオンライン・セミナー『決算書、深読みの技法』をプレゼント。

 こちらからぜひ → http://tinyurl.com/79axc


▽編集後記

数年前、一週間の仕事で大阪のホテルに宿泊したときのこと。

チェックインして部屋に入ると、バスルームの近くで何やら生臭いにおいが
したのです。

何だろう?と周りを見渡しましたが、特に変わったものはありません。

さらに歩を進めると、部屋の中央でまたもや生臭さを感じます。

その部屋が臭うというのではなく、部屋の中のふたつの「ポイント」が生臭い、
という奇妙な状況でした。

この部屋に一週間というのはイヤだな〜と思い、フロントに電話して、部屋を
変えてもらいました。

ホテルの部屋を自分から変えてもらったのは、初めてのことです
(以後もありません)。

で、部屋は高層階に移り、そこに滞在していました。

SARSに感染した台湾人医師がそのホテルにチェックインしたのは、それから
3日後のことです。

後で聞いたところによると、どうやら彼が宿泊したのは、当初私が宿泊する
はずだったフロアでした。

それから後は、保健所から健康状態についての問い合わせが来たり、周囲に
気を遣ったりといろいろ大変でしたが、お蔭様で大事にはいたらずに済みました。

それ以後、旅先で得た直感には、何はともあれ従うようにしています。

このときはさすがに、自分以外の何ものかに守られているような、そんな気が
しましたね。


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※かのレイ・チャールズも、直感で飛行機事故を回避したそうで。
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(裏)
昨日、お昼は青山のレストランでランチ。超美味。
夜は夕食をとる暇もなく、深夜までお仕事。無意識に行うダイエット。
posted by SHOJI at 07:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【お金になる英語 #041】 中国政府発、為替リスク警戒警報

◇きょうのポイント(対訳ではありません)

1日、中国政府が為替リスク警戒警報(正確には「助言」)を発令。

対象は中国国内の銀行やその他の企業。

デリバティブなどを利用して、今後の為替反動に備えるよう注意を促したもの。

為替の自由化は欧米諸国や日本が強く中国に求めるもの。

上手にガス抜きされているようでも、国際的な人民元切り下げ圧力は高まる一方。

それに国が長期的な発展・成長を目するのならば、為替の自由化は避けては
通れない重要ポイント。

短期的にはどうなるものか、分かったものではないが、長期的にはいつまでも
実態にそぐわない為替政策を続けることはほとんど不可能。

長い目で見て中国人民元は、やがて適切な水準に落ち着くことがやはり自然な流れ。

そういう風に考えるもんだから、個人的に、安い人民元を背景にビジネスを展開
する会社には、もはや魅力を感じることはないのです。


□[Flash!] Related headlines (関連記事見出し)

・China to ease (yuan business) limits in H.K. (Nov 2 2005/IHT)


☆『お金になる英語』発行者の本

『決算書投資術』庄司卓矢著 \1,470(税込)

ご好評いただいています。ありがたい限りです。感謝!


■読者さんの声
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投資に対する思想、人間観のようなものが伝わってくる
すばらしい良書だと思いました。楽しく読ませていただきました。

欲を言わせてもらえば、もう少し決算書の見方について掘り下げて
欲しかったです。ざっくりとイメージをつかむというのはもちろん
非常に大切なのですが、さらに詳しく知りたいです。

会計士の方が書かれた本であるのと、タイトルからも、更に深い内容を
期待していました。第2弾を期待します。
(35歳/男性/愛知県)
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■著者より、愛を込めて
私がお伝えしたかったことを感じ取っていただけたようで、嬉しいです。

技術的な面で少々ご期待に添えなかったことは、申し訳ないなと思って
います。ごめんなさい。

ただ、決算書を読み解く技術といったテクニカルなものは、確かに大切では
あるけれども、あくまで二次的なものにすぎないと考えています

私がこの本、『決算書投資術』で何よりもお伝えしたかったのは、


 『 投 資 の 感 性 』


です。

この感性が未熟なまま株の売買にはまってしまうと、せっかくの知識が
上滑りし、投資をやっているつもりが単なる投機はたまたギャンブルに
堕してしまうおそれが多分にあるからです。

決算書投資術の基本、すなわち土台となる考え方を、本書では語らせて
いただきました。

この考え方を身につけた方々は、一生を通じてかなり高水準の投資成果を
手にすることができるはずと確信します。

この感性の上に、先賢がいまに伝える投資の知恵や、決算書を読み解くスキル
を身につけることができれば、好ましい成果を得られる可能性が飛躍的に
高まるはずだと考えます。

そんな想いから生み出された第一作です。

よって次回作は、決算書を読み解くための技術・知識を前面に出して
お話できると思います。

過大な期待感はナシで、どうかこれからも長い目でお付き合いださい。

まだ出版社から(次回作についての)声はかかっていませんが、すでに
書き進めています。

ここまで書いて思い至ったのですが・・・次回作が世に出るか否かは、
『決算書投資術』の売れ行きにかかっています。(汗)

どうか皆さんの身近な方達にも、お勧めしてあげてください。

そして読後、満足された方はぜひ、アマゾンにレビューを寄稿してください。

できれば星五つで!

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▽編集後記

いま愛媛の松山空港でこれを書いています。

今週の仕事は前半が大阪で、後半が松山でした。

愛媛は初めての地だったのですが、いいところですね!

会う人皆が親切で、好感度はかなり高かったです。

初日は、タクシーの運転手さんから教わった市内の「漁師物語」というお店
で刺身、メバルの煮付け、鯛茶漬けを食しました。

安くて美味い!

で、夜はホテルの近くに銭湯があったのでそこに通います。

ただの銭湯ではありません。奥道後から湯が引かれている温泉だそうです。

サウナと水風呂を何度か行き来し、最後に温泉にじっくり浸かる。

心なしか肌ツヤが良くなったような気がします。

きつい仕事になりそうだと覚悟してきたのですが、終わってみれば良い
一週間でした。

会計士業界の繁忙期はもうしばらく続きます。来週もがんばります!

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※岬(はま)アジうまかった。
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(裏)
いま松山空港です。生ビール片手に書いてます。

posted by SHOJI at 07:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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