2005年09月27日

【お金になる英語 #038】 試練のソニー

◇きょうのポイント(対訳ではありません)

ソニーCEOのハワード・ストリンガー会長は22日、新たな中期経営方針を公表した。

その内容は、これまでの多角化経営から、本業のエレクトロニクス事業中心の
経営へと、方向転換するというもの。

「出井・ソニー」から「ストリンガー・ソニー」へ。

今回打ち出された経営方針に対しては、「成長戦略の説明が不十分」と一部の
アナリストは失望を隠さないが、なるほど「選択と集中」は事業立て直しの
セオリー。

就任後初年度に業績予想を大幅に下方修正し、人員面での大規模なリストラを
打つところなんかは、日産のゴーンさんを思い出させるが、もし自分が
ソニーの株主だったとしたならば、(安易なクビ切りに葛藤はあるものの)
その基本路線に共感はすると思う。

しかし、現時点においてソニーの株価は3,940円(22日終値)。
その割高度・割安度を考えるにしても、今年度の業績は赤字予想であるからして
そもそもPER(株価収益率)が付かない状態。

ストリンガーさんにはがんばってほしいのだが、現段階でソニー株を買いたいとは
残念ながら思わない。今後に期待。


□[Flash!] Related headlines (関連記事見出し)

・Sony plays safe and sets practical targets (Sep 23 2005/FT)

・ソニー「電機」回帰 鮮明に/資産1200億円売却へ(Sep 23 2005/日経)

・ソニー11年ぶり赤字/世界1万人リストラへ(Sep 23 2005/朝日)


▽当メールマガジン著者の本が出版されました

タイトルは『決算書投資術』(総合法令出版)。
庄司卓矢著、価格は1,470円 です。

読者の方から早速、嬉しい声をいただいています!

-------------------読 者 さ ん の 声-----------------------

『決算書投資術』を拝読いたしました。

まさに私が興味を持っている事柄、「会計学、マネジメント」「清い心を持つ」
「潜在意識活用」などがまとまっているので、即買いでした。

最近仕事が忙しかったり、財布をすられたり(トホホ・・)、
少しヘコミ気味だったのですが、元気をもらいました!

さあ、気持ちを切り替えて、勉強するぞ!
(M・Nさん/30代/男性/東京)

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著者として、これ以上に嬉しいことはありませんね。

『決算書投資術』は、アマゾンでも取り扱ってくれてます。
http://tinyurl.com/79axc ← クリックしてご覧ください。

ただデビュー作ゆえ、出版社もそんなにリスクをとれないのでしょう。

初刷りは6,000部です。

全国にいきわたる部数ではありませんので、お近くの書店でご注文いただくか、
アマゾンなどでお買い求めいただくのが便利かと思われます。

著者自身がこんなこというのも何ですが、魂を込めて書きました。

そして編集者さんも一生懸命がんばってくれました。

その結果、著者自身が感動(?)してしまうくらい、良い本に仕上がってます。

どうぞお見逃しなく!


『決算書投資術』
http://tinyurl.com/79axc ← クリックしてぜひ!


▽編集後記

おのれが発したものは何であれ、巡り巡って結局おのれに返ってくる、と
いいます。

「ブーメランの法則」、「鏡の法則」・・・

呼び名はいくつもあるけれど、「因果応報」という考え方は、洋の東西を問わず、
宗教を問わず、およそ共通して見られるものだそうですね。

さて、この「考え方」というか「法則」が、個人レベルを超えて国家規模でも
働くとしたらどうだろう?なんてことを考えます。

このところ、「カトリーナ」に続いて「リタ」と、大型ハリケーンがアメリカ
本土を襲っています。

論拠薄弱なまま、ほとんど一方的にイラクへ侵攻したアメリカ。

その後ほどなくして、近年まれに見る大規模自然災害が多発。

これらを結び付けて考えるのは、果たして不自然なことなのでしょうか?

そんなことを考える週末です。


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(裏)初めて本を出させていただいたので、発売日に都内の書店へ足を
運びました。「おおー、ホントに並べてある!」(当たり前)と、妻ともども
喜び勇んで帰ってまいりました。(承知してます。おバカです)

posted by SHOJI at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月12日

【お金になる英語 #037】 コイズミ・ザ・ギャンブラー

『お金になる英語』読者のみなさま、こんばんは。

いろいろありまして、久しぶりの発行です。
ずいぶん長い夏休みとなってしまいました。ごめんなさい。

さて、このたび、私が書いた本が初めて世に出ることとなりました。
タイトルは『決算書投資術』、9月22日、総合法令より出版されます。

「英語」は直接関係ありませんが、「決算書を読んで投資に成功する」を
テーマに、魂を込めて書きました。

店頭で見かけましたら、ぜひ手に取ってみてくださいね!

アマゾンで予約もできますよ!
http://tinyurl.com/79axc (←クリックしてどうぞ)

というわけで、今晩も『お金になる英語』をお送りいたします。

楽しんでご覧ください。(庄司)


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  お金になる英語 投資家向け英字新聞 Pick Up ! #037
   〜英語力と投資力を同時に高める欲張りメールマガジン〜
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*コイズミ・ザ・ギャンブラー*

◆Today's Pick up

"Koizumi tipped for victory"

Junichiro Koizumi's Liberal Democratic party is heading for
a solid majority in tomorrow's general election, according to
several newspaper polls.

(September 11 2005/Financial Times)


▼Vocabulary

tip (予想する)
victory (勝利)
solid majority (安定多数)
general election (総選挙)


◇きょうのポイント(対訳ではありません)

海外メディアも注目する今回の衆院総選挙。

財界の並みいる重鎮も小泉・自民の自由化路線をを支持する方針を打ち出した。

いま選挙速報を観ているのだが、自民党が単独で絶対安定多数を大幅に上回る
のが確実との報。

今回は、衆院選の前から株価が上昇するという異例の事態。

9月9日、株式市場は大商いのもと、年初来高値をマークした。

小泉首相の掲げる郵政民営化を市場が好感している、というのが国内・海外
双方のメディアにおける共通の見解。

それにしても、抵抗勢力一掃の「賭け」に出た小泉さんの実行力と勝負強さ
には舌を巻く。


□Related headlines (関連記事見出し)

・Japanese hopes for reform inspire equities (Sep 11 2005/FT)

・Koizumi's postal reform gamble looks like paying off (Sep 11 2005/FT)

・株式市場、記録的大商い/売買代金 初の3兆円台(Sep 10 2005/日経)


▽編集後記

先日行われたエジプトの大統領選では、ムバラク大統領が9割近い得票率で
5選を決めた。政府系メディアを挙げてのムバラク支持・選挙キャンペーン
だったらしい。

9割近い得票率とはいうものの、全体の投票率はわずか23%。
それを民意の反映といっていいものかどうか。

数年前のフセイン政権下イラクでは、100%の信任という不自然極まりない
国民投票が実施されたりもしていた。

日本に生まれてよかったなあと思った選挙の日、でした。


▽新刊本(デビュー作!)『決算書投資術』出版のお知らせ

多くの幸運に恵まれまして、このたび初出版の運びとなりました。

私の出版界デビュー作は、


 『 決 算 書 投 資 術 』

  庄 司  卓 矢 著

 ( 総 合 法 令 出 版 )


です。

9月22日発売、価格は1,470円になります。

ただいまアマゾンで予約を受付中です。
http://tinyurl.com/79axc (←こちらをクリック)

デビュー作ゆえ、出版社もそんなにリスクをとれないのでしょう。

初刷りは6,000部です。

全国にいきわたる部数ではありませんので、お近くの書店でご注文いただくか、
アマゾンなどでお買い求めいただくと嬉しいです。とても。

著者自身がこんなこというのも何ですが、魂を込めて書きました。

そして編集者さんも一生懸命がんばってくれました。

その結果、著者自身が感動(?)してしまうくらい、良い本に仕上がってます。

そして、コレが売れないことには次の著作もお蔵入りとなってしまう
可能性大ですので、どうかみなさん、お願いです。


  買 っ て く だ さ い ! !


ストレートですみません。けど損はさせない自信あり!ですよ。


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(裏)ジム・ロジャーズのオーディオ・ブック("Adventure Capitalist")を
聴いています。興味のある人物・分野の本(原書)を片手に、聴く(耳で読む)
と、サイコーの勉強になりますよ。お試しあれ。

posted by SHOJI at 00:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月18日

【お金になる英語 #036】 青天井!?の原油高

◇きょうのポイント(対訳ではありません)

急激な原油高が続いている。原油価格は昨年末に比べて約2割の上昇。

原油価格の上昇が、世界経済にとって冷や水となるおそれが懸念されている。

インドネシアをはじめとする東南アジアでは、原油高の影響で、燃費の良い
小型車の需要が増加している。

原油高は消費意欲の後退につながるとの見方から、16日のニューヨーク
株式市場では、小売関連株主導で下げた。

かつて、ジョージ・ソロスとともにクォンタム・ファンドを率いた
ジム・ロジャーズは、その著書の中で、さらなる原油高の可能性を示唆している。

ちょっと長いが、引用する。

 *

石油価格高騰の本当の理由は、いつも通り需給の不均衡であり、すぐに
解消しそうにない。

覚えておこう。世界で巨大な油田が発見されたのは、おそらく一つを除いて、
すべて35年以上前のことなのだ。

油田はいつか枯渇する。

石油価格はすぐに下落して安い水準で安定すると断言する人は多い。

そんな彼らに私はいつも尋ねるのだ。

「価格を安くしておけるほどの石油はどこから来るんだね」

これまでのところ、答えが返ってきたためしはない。

(商品の時代(原題:Hot Commodities)/ジム・ロジャーズ著/林康史・望月衛 訳 より)

 *

私たち投資家にとってのキーワードとは、「低燃費」か?「代替エネルギー」か?

それともストレートに、「原油を買え」か?


□Related headlines (関連記事見出し)

・Oil futures gain from strain on refineries (Aug 17 2005/FT)

・小型車生産 インドネシアで増強/トヨタグループやホンダ 低燃費に注目
(Aug 17 2005/日経)

・NYダウ、ガソリン高で120ドル安/東証は続伸(Aug 17 2005/朝日)

・車の満足度 日本勢健闘/トヨタ首位 ホンダ2位(Aug 17 2005/日経)


▽編集後記

ワールドカップ予選日本vsイラン戦を観てました。

結果は2−1で日本の勝利。予選を1位で通過。強いな〜。

大黒・加地、両選手のゴールも見事だったのですが、印象に残ったのは宮本選手です。

ヒートアップする選手達の間に入って、その場を収めたり、レフェリーとも
上手に交渉(?)してそう。

知的なスポーツマンは、男の目から見てもカッコイイものですね!

何はともあれ、おめでとう全日本!ワールドカップ本戦が楽しみです。


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(裏)
近所に落雷。ガラガラゴロガラ!ビッシャシャアアーーン!雷鳴長すぎ。
posted by SHOJI at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月10日

【お金になる英語 #035】 衆院解散。けど市場は冷静

◇きょうのポイント(対訳ではありません)

8日、郵政民営化法案が参院本会議で否決された。

これを受けて小泉首相は衆院を解散、総選挙は8月30日公示、9月11日に
投開票と決定された。

衆院解散の報を受けても、欧米市場の反応は冷静。

日本でも、同日の日経平均は、むしろ反発したくらい。

郵政民営化には賛否両論あるわけだけれど、論点の本質って何なのか
イマイチ分かりにくい。

良さそうなコメントが日経新聞に載っていたので、私が下手な解説を
加える代わりに、それをご紹介したい。

「郵貯改革は日本にとって経済金融システムのひずみを解決するための
重要な試み」と、日本経済研究センター客員研究員の香西泰氏。

・郵貯や簡保が財政投融資を通じ無責任に資金を供給し続けてきたために、
 公社・公団の非効率な官のシステムが温存されてきた

・金融は本来使う分だけお金を集めるのが基本なのに、財政投融資では
 郵貯がただ資金を集める機能だけを果たしているのが問題(Aug 9 2005/日経)

ところでメディアの論調を見るに、日経は経済界のコメントを紹介しつつ、
「改革」路線に好意的。

朝日は「小泉・自民の統治力に疑問」と手厳しい。

Financial Times のコメントはというと・・・

"The global finance industry wil have to wait a little longer
to get its hands on that $3,000bn of Japanese savings."

気になるのはやはり、郵貯が抱える巨額の個人金融資産。

そして郵貯の民営化は、いずれ果たされるはずのもの、と見ている。

「もうちょっと待ってやろう」といったところか。


□Related headlines (関連記事見出し)

・Japanese outlook solid despite fears for stability after vote defeat
 (Aug 9 2005/FT)

・衆院選9月11日投票/自民、分裂選挙に/市場は冷静(Aug 9 2005/日経)

・総選挙、過去は売り材料/首相退陣なら日本売りも(Aug 9 2005/日経金融)


▽編集後記

スペース・シャトル、ディスカバリーが無事着陸しました。
いま、中継を見ながらこれを書いています。

アメリカでは、シャトル帰還の中継を子供に見せない家庭が少なくないと
ききました。

万一のこと(空中分解とか)があったら、そしてそれをナマで見ていたり
しようものなら、子供にとってトラウマになりかねない、というのです。

アメリカの航空宇宙技術ってすごいな〜と思って見ているわけですが、
本場でもそれくらいギリギリの緊張感があるわけなんですね。

無事に帰還してくれて本当に良かった、と思いました。


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iTunes Music Store でオーディオブックをダウンロードしました。
CDで買うより安いし、早いです。これは便利!

しかし、ソニーのMP3プレイヤーではどうがんばっても聴けないことが判明
(当たり前?)。もう iPod 買うしかないと・・・?

posted by SHOJI at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月05日

【お金になる英語 #034】 中国の年金ビジネスに外資参入(米は無視)

◇きょうのポイント(対訳ではありません)

外資系金融機関が初めて、中国政府から年金基金管理事業の認可を与えられた
との記事。

今回、認可を受けたのは、Deutsche Bank(ドイツ)やFortis(ベルギー)
といった外資と、11の国内金融機関。

中国では年々、高齢化が進んでいるが、国内の年金制度は、依然として
開発途上の状態。

中国国内の貧富の差は拡大する一方で、それがまた農村から都市部への
人口の移動を加速させている。

社会不安の高まりを抑えつつ、年々増大する社会福祉費用をまかなうためにも、
企業年金制度の整備は喫緊の課題。

そして世界で最もスピーディーに成長する国の年金ビジネスは、外資にとって
垂涎の的(まと)。両者の利害は一致した。

そして、今回認可の与えられた外資の中に米系金融機関の姿が見えないのは、
ユノカル買収を断念させられたことに対する腹いせか。


□当メールマガジンの著者が、バフェット・スタイルに挑戦中!

「史上最高の投資家」との呼び声高いウォーレン・バフェット氏は、
決算書を読み込んで投資対象を選別するといいます。

バフェットの手法は日本でも通用するのだろうか?

そんな思いを胸に、現役の公認会計士(そして投資家)が、
そのバフェット・スタイルにチャレンジしています。

彼は、日本のバフェットになれるのか?

時事問題、会計的トピックを交えながら、お伝えする要注目のメールマガジン
その名も「投資家さん、会計の勉強しませんか?」。

登録は今スグこちらから。
http://www.mag2.com/m/0000151650.html

どうぞお試しあれ。


▽編集後記

今晩、大学時代の友人たちと川崎で飲みます。ビア・ガーデンです。

生ビール!と今からかなり楽しみです。

ところで、学生時代の友人と顔を合わせると、当時の感情というか
フィーリングが、一気に湧き出てくるので不思議です。

根拠のない自信やワクワク感、将来への期待感と不安感。

そういったものがないまぜになったフクザツな心境です。

もしかしたらヒトの感情というものは、ともに過ごす人々によって、
おおむね自動的に決まってしまうのかもしれませんね。


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(裏)
好きなことをして過ごしていれば、暑さも気になりません。
「心頭滅却」のコツ、それは好きなことに没頭することなのだと思います。

posted by SHOJI at 15:54| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【お金になる英語 #033】 中国のしたたか通貨政策

◇きょうのポイント(対訳ではありません)

「22日の人民元切上げは、"はじめの一歩"である」

中国人民銀行(中央銀行)総裁のこの発言が、人民元への投機熱を
あおっている、との記事。

世界中から人民元切上げへの圧力が高まっても、なかなか切り上げない
のは、中国輸出業の強みを維持するため。

だから、サプライズ的に切上げを行っても、上げ幅はたったの2%。

ここが当面の落としどころらしい。

ところで、中国がいま強力に推し進めているのが海外エネルギー資源
の確保。

中国国有企業のCNOOC(中国海洋石油)は、米大手石油会社ユノカルの
買収に名乗りを上げ、米議会を巻き込んで、米シェブロンとの買収合戦
をくり広げている。

アクティブに動くCNOOCは、2002年にはインドネシアの複数の油田を
国際相場を上回る価格で買収し、同年、インドネシア・タングーと
オーストラリアのエネルギー権益を買収。

今年に入ってからは、カナダの超重質油事業会社の持分(株式)16%超
を取得している。(July 26 2005/日経金融)

それもこれも、将来のエネルギー不足に備えるため。

エネルギー獲得競争の前哨戦でもある。

中国輸出業の競争力を維持するためには、安い人民元が必須だが、
海外の資源やエネルギー・ビジネスを買収するには、高い人民元が望ましい。

そのジレンマをうまく解決するために、安い人民元相場を維持しつつ、
将来のさらなる切上げをちらつかせ、投機マネーをあおっている・・・
のではないか。

通貨のおもしろいところは、期待度・信頼度がその価値を決めてしまうところ。

いやらしくもしたたかな中国の、抜け目ない通貨戦略ここにあり、と見た。


□Related headlines (関連記事見出し)

・中国、石油資源確保に躍起/米の封じ込め警戒も(July 26 2005/日経金融)

・CNOOC 'must lift' Unocal bid by $500m (July 26 2005/FT)


▽編集後記

♪我愛人民幣(私は人民元を愛している)

中国でこんな歌が話題を集めているそうだ。(July 26 2005/朝日)

英語でいえば、♪We love renminbi… といったところか。

Moneyをテーマにした歌は古今東西種々あるが、これまた異色の
マネー・ソング。

背後に、人民元への期待値を上げようとする国家の思惑が見え隠れする。

これもまた、草の根レベルの通貨政策?

中国政府も芸がこまかい

・・・とは、考えすぎ?


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台風は、その土地を浄化する役割を果たしている、なんて話を聞いた。
しかし自分が「浄化」されてはたまったものではない。

posted by SHOJI at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月25日

【お金になる英語 #032】 インフレ・リスクと同時多発バブル

◇きょうのポイント(対訳ではありません)

米FRB議長アラン・グリーンスパン氏の議会証言を伝える記事。

「アメリカ経済はおおむね堅調だが、インフレ・リスクには警戒が必要」

インフレ懸念の背景にあるのは、原油価格の高騰と、低い失業率からくる
労働コストの上昇、そして依然として低い長期金利の3要因。

グリーンスパン議長は、金融引締め政策の維持、利上げ継続の意思を明言した。


アメリカの複数地域で見られる住宅価格の高騰に対しても、警告を発する。

グリーンスパン議長いわく、これは住宅市場に対する
"speculative fervour (投機的信仰)"であると。

時代を問わず、地域を問わず、バブルは幾度となく発生し、そして例外なく
破裂してきた。

問題はそのタイミング。誰も予測はつけられないのだけれども。


▽編集後記

17世紀のオランダでは、チューリップ・バブルなるものが発生したと聞く。

珍しいチューリップの球根が珍重され、信じられないほどの高値で取引されて
いたのだそうだ。

長期の航海から帰ったばかりの船乗りが、雇い主の屋敷で食事に招待された折、
テーブルに飾られた超高価なチューリップの球根を薬味と間違えて食べてしまった
ばかりに投獄された、なんていうウソのような話が伝えられたりもしている。

バブルが膨らむ背景には、「人間の欲」というよりも、「群集心理がもたらす
知性の麻痺」とでもいうべき現象があるようだ。

他人事(ひとごと)ではない。


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寝不足の上に、昼からビール。あっという間に一日が終わる。
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2005年07月24日

【お金になる英語 #031】 手綱を緩めぬ中国

◇きょうのポイント(対訳ではありません)

21日、中国政府が唐突に人民元切上げを決めた。

今回の切上げは対ドル2%で、今後(22日から)は上下0.3%の範囲内で
変動を許容する。

「人民元は少なくとも20%超の過小評価となっている」とする米側の主張
に対して、今回の切上げは微々たるもの。

しかし当のアメリカは、「世界の金融市場安定に対する重大な貢献」
(スノー米財務長官)と意外に寛容。

以前のメルマガでも書いたように、人民元を切上げよというアメリカの
圧力はあくまでポーズにすぎず、実際の人民元切上げはまだまだ先だと
考えていたので、人民元切上げのニュースが流れたときは驚いた。

けれど、実質的な切上げは、まだまだ先の話なのでした。


□Related headlines (関連記事見出し)

・波乱回避、周到な「改革」/為替安定を最優先/初日の変動、わずか0.0011元
(July 23 2005/日経)

・動いた 0.0011元/切り上げ初日 中国通貨当局ドル買い介入(July 23 2005/朝日)

・China's new threat: Money speculators/Sizzling economy could become hotter
(July 23-25 2005/International Herald Tribune)


▽編集後記

ユニクロが好きで、数年前、ファーストリテイリング社の株を買った。

今でもユニクロは大好きなのだが、もう株主ではない。

ユニクロのビジネスは魅力的だ。
製品の質は良いし、利益率が競合他社に比べても圧倒的に高い。

強みのコアとなるのは、中国で生産していることによる低い人件費。

けれど、人民元切上げへの圧力が国際的に高まるにつれ、こわくなってきた。

人民元の大幅な切上げが実施されれば、原価負担が重くなり、高い利益率も
吹き飛んでしまいかねない。

いつ、どの程度、人民元は上昇するのか、その見通しがまったく立たない。
そもそも、「人治国家」中国の思惑は、なかなか測りがたい。

ニュースをみるたびドキドキするようになったので、持株は売却することにした。

投資する側として、安心して株主でいられることが、一番大切なことだと
考えたので。


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青山にいい感じのフレンチ・レストランがあるので、たまに出かける。
「レストラン・フォレスト」。コース料理はもちろん、カレーも絶品。
至福のときを味わえる。

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2005年07月17日

【お金になる英語 #030】米中間の緊張感

◇きょうのポイント(対訳ではありません)

昨日報じられた、中国人民解放軍・少将の「アメリカに対して核の使用も
ありうる」発言。

中国政府は、「アレはあくまで彼の個人的見解にすぎない」として距離を置いた。

なんだ人騒がせな。

しかし、アメリカのある軍事アナリストは、これも無視できない中国の本音と見る。

また、ある核化学専門誌は、中国はこれからの15年間で、戦略的核弾頭を
現在の18から75-100個に増やすだろうとの予測を打ち出した。
メイン・ターゲットは、もちろんアメリカ。

米中間の緊張感の高まりは、まぎれもない事実であり、軍事産業にとっての
追い風となる。


▽編集後記

いま仙台で開催されている女子バレーボール・ワールド・グランプリ。
全日本チームの戦いぶりは、観ていて楽しい。

何より役者がそろっている。

「職人」のようなレシーブを見せる桜井選手。
精緻かつ芸術的なトス・ワークの竹下選手。

そして、コメントがピリリと辛い中田久美・元キャプテン。

観ていて飽きない。


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(裏)
ベンチに下がっても、菅山選手は必ずとらえるフジテレビ。
そのカメラ・ワークにもしびれる。

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2005年07月16日

【お金になる英語 #029】中国と台湾と核

◇きょうのポイント(対訳ではありません)

中国人民解放軍・少将の、きな臭い発言が報じられた。

いわく、「米軍が(台湾問題で)軍事介入するようなら、われわれも
核兵器にて応酬する必要に迫られることになる」

中国高官がこの種の発言をするのは、これが初めてではない。

しかし、台湾を発火点として米中戦争が勃発するとする見方・予測も、
そういえば、少なくない。

人間は、それほど愚かではないのだ

・・・と信じたい。

それはともかく、この出来事は何を意味するのだろう?

単なる中国タカ派の感情的な過激発言?

なにはともあれ、いちばん得するのは誰かといえば・・・米側軍需産業か。


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↑おすすめ度「☆みっつ!」ですよ。(庄司)


▽編集後記

「バガボンド」がおもしろい。いまさらではあるけれど。

吉川英治の「宮本武蔵」を原作として、「スラムダンク」の井上雄彦が
漫画化したもの。週間モーニングに連載中。

個人的には、武蔵の宿敵・佐々木小次郎メインのパートがお気に入り。
若々しく猛々しい小次郎が魅力的だ。「さわやかなどう猛さ」とでもいおうか。

そういえば空手の大山倍達も、吉川英治の宮本武蔵に触発されて
拳(剣)禅一如を目指したといっていた。「空手バカ一代」で読んだ。

こうして書くとマンガしか読んでないみたいだ。

しかし、マンガから学ぶことも多々あったりする。


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2年前、ドイツ・ケルンの書店でマンガ・コーナーを見つけた。
全て日本発の漫画で、ドイツの若者が真剣に読んでいた。
ニッポン文化ここにあり。
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2005年07月10日

【お金になる英語 #028】 国際会計基準の衝撃

◇きょうのポイント(対訳ではありません)

EU圏の企業に国際会計基準(IFRS: International Financial Reporting
Standards)の導入が義務付けられて、BAの配当原資が吹っ飛んだ。

というのも、会計基準が変わり、従業員への年金債務に対する引当てを
より厳格に積んでおかなくてはならなくなったので。

くだけていえば、これまで見て見ぬフリをしていた債務を、放っては
おけなくなったということ。

ただし、会計基準が変わったからといって、企業の実態が変わるわけではない。

より厳格な債務の認識が求められるという意味で、国際会計基準の導入は
投資家にとって好ましいことといえる。

企業の実態という「事実」はひとつであっても、利益や配当可能原資の額は
適用する会計基準によって、少なからず変わる。

今回の記事はその典型例。利益の額は絶対ではなく、ひとつの「見解」に
すぎない、ということを思い起こさせてくれる。


□Related headlines (関連記事見出し)

・EU企業、純負債16%増/国際会計基準で財務悪化/配当余力に影響
 (July 7 2005/日経金融)

・日本初の国際会計基準/導入に3年、早めの準備を(July 7 2005/日経金融)


▽編集後記

2年前、ロンドンに旅行した。

スコットランドへ向かう夜行列車を手配するため、正午近くにキングスクロス駅
を訪れたときのこと。

切符を求める人たちが行列を作って待っているのに、正午になったら、窓口が
次々と閉まっていく。

これが英国病というものか!?とワクワクしながらも驚いた。

けれど、概してロンドンの人々は親切で、さすがイギリス紳士!と感激もした。

そんなロンドンでテロが起こって、大勢の死傷者が出たのはとても悲しい。

対立を力で解決しようとする限り、こうしたテロは続くのかもしれませんね。


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楽しい投資研究所HPにて、投資を考えるミニ・セミナー的 Pod Casting
「ばへっと放送局」をテスト配信中。興味のある方はぜひどうぞ。

コチラでお聴きいただけます⇒ http://www.1toushi.com/

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2005年06月25日

【お金になる英語 #027】 中国への成長期待

◇きょうのポイント(対訳ではありません)

米企業の海外直接投資が大幅に増えている。2003年度は1,410億ドル
だったのに比べ、2004年度は2,520億ドルとほぼ2倍の水準に。

OECD(経済協力開発機構)が発行するレポートで明らかとなった。

中国は投資先として、相変わらず魅力的な存在であるもよう。
2004年度の中国への資金流入量は、過去最高のレベルとなっている。

一方でフランスやドイツでは、資金流入量の減少が著しい。

ところで昨日の日経新聞には、こんな見出しが躍っていた。

  外資系再生企業 相次ぎ国内上場(June 24 2005/日経)

この記事は、外資系投資ファンドが、日本での投資回収に動いている
様子を伝えている。株式を上場することで得られる資金は、中国など
「次の成長分野」へ向かうことが予測される。

貪欲な成長欲求は、資本主義の基本エンジン。
数年前、ジム・ロジャーズは「21世紀は中国の世紀」と語っていた。

投資資金の流れは、先進国から新興経済圏へと、その勢いを増しつつある。


▽編集後記

マネーマスターズ列伝(ジョン・トレイン著)を読んでいる。バフェットや
ピーター・リンチ、ジム・ロジャーズといった「大」投資家たちのスタイルや
その思想を紹介している本なのだが、辛口の文体とあいまって、めっぽうおもしろい。

一口に「成功した投資家」といっても、そのスタイルは十人十色。つまり王道とは、
自分の頭で考えて、自分のスタイルを貫徹することなのかもしれないな〜
なんて思ったのでした。


(↓)マネーマスターズ列伝/ジョン・トレイン著
http://tinyurl.com/ar528


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こうも暑いと頭が働きませんね。

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2005年06月18日

【お金になる英語 #026】 試練のEU

◇きょうのポイント(対訳ではありません)

ユーロ圏各国の足並みの乱れに、欧州中央銀行が強い懸念を表明。
EU憲法批准の否決がフランス・オランダと続いたこともそうだが、
EU諸国の間の経済成長率や財政事情も、差は依然として大きい。
導入されて6年になる単一通貨ユーロも、それに応じて弱含みの状態。

しかし多様な国家群を、経済を軸にまとめ上げるという構想は、やがて
訪れるであろう国境なき時代を見据えた壮大な試みといえる。
それを見据えるヨーロッパ各国リーダー達の、情熱に期待したい。


□Related headlines (関連記事見出し)
・EU憲法発効延期合意〜首脳会議 来年に対応協議(June 17 2005/日経)
・OECD sounds warning over France's government debt (June 17 2005/FT)


▽編集後記

2年前、イギリスからベルギーへ移動するのにユーロスターを利用した。
ユーレイルパス(一定期間ヨーロッパ域内鉄道乗り放題パス)を持っていた
こともあって、奮発して一等車に乗った。もてなされ感はサイコーだった。

ところでユーロスターが通るのは、海底のユーロトンネル。このトンネルを
運営するのがユーロトンネル社。
ユーロスターは最高なのだが、同社は一兆円の債務を抱えて再建中。最近も、
株主総会を直前に控えてCEOが辞任するなどして大変そう。
思い出のユーロトンネル、何とか持ちこたえていただきたい。


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もち吉のカレーせんが超うまい。

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2005年06月17日

【お金になる英語 #025】 世界が注目。日本人が変わった!

◇きょうのポイント

・日本の家計が預貯金残高を純減させた。この変化は1980年以来のこと。
→日本の個人がコントロールする金融資産残高は、1,416兆円と世界最大規模。
→その日本で、預貯金が25年ぶりに減少。
→その分、株式や投資信託といったリスク資産保有が増えた。
→しかし、家計が保有する株式・投資信託の、金融資産全体に占める割合は、
 アメリカで46.6%なのに対して日本は11.1%。まだまだ低い。


▽編集後記

少々、構成を変えてみました。
コンセプトは「複数のメディアの視点」と「ニュースの組み合わせ」。
そして意見は控えめに(笑)。
「こんな情報が欲しい」といった、ご意見・ご要望、ぜひともお寄せください。
⇒ info@1toushi.com

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早朝、近所の公園で站椿(たんとう)に励んだ。数年前、中国拳法の先生に
教わった鍛錬法。これが"気"というものなのだろうか?カラダが熱くなる。
そして誰も寄ってこない。
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2005年06月16日

【お金になる英語 #024】 資本の潮流

◇ひとことコメント(対訳ではありません)

中国政府が150億ドル規模のファンド創設を検討中とのこと。
目的は、株価が下げ止まらない自国株式市場へのテコ入れ。

中国の株価は現在、この8年間で最低の水準。
2001年に最高値をつけたときに比べ、上海証券取引所は△40%、深セン証券
取引所は△50%という大幅な下落に見舞われている。
(ちなみに両取引所には1,400の中国国有企業が名を連ねる)

株価下落で痛手を被る証券関係者は、ここ数ヶ月間、中国政府に緊急援助を
強く求めていた。大規模なファンド構想はそれを受けたものと見られる。

資本の流れは、寄せては返す波のよう。
いかに中国政府といえども、巨大な資本の流れをコントロールしようとする
のは、ちと大変そうだ。


▽編集後記

2年前、いろいろ考えたいことがあったので、ヨーロッパをふらりと旅行した。
半月程度だったが、イギリスやドイツの世界遺産を見て回り、いたく感動した。
なかでもドイツ、ケルンの大聖堂("Dom")が実に良かった。その厳かな聖堂の中
で、半日くらいボーっとして過ごした。自分なりに深く自問自答を重ねたつもり。

思うに、考えごとは、部屋に閉じこもるよりも、日常を遠く離れ、動きながら
自然に湧き出るインスピレーションに身をゆだねた方が良いように思う。
この夏は日本の世界遺産めぐりをする予定。今から楽しみ。


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通勤する必要さえなければ、梅雨は意外と心地良い季節なんですね。

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2005年06月15日

【お金になる英語 #023】 株価対策 in 中国

◇ひとことコメント(対訳ではありません)

中国政府が証券仲介業者への資金支援と、小口投資家への税制優遇方針を
打ち出したという記事。
公表される中国の経済成長率は依然として高い。にもかかわらず上海総合株価指数
は昨年15%の下落。今年はすでに12.5%の下落と、株価の下げが止まらない。
これに業を煮やした中国政府が株価対策に乗り出したというもの。
中国政府の豪腕は、資本の論理にどんな影響を与えるのだろう?


▽編集後記

株主総会召集通知がちらほらと届く季節になりました。
クライアントさんの開示チェックをするときはそれなりに緊張するのですが、
株主として受け取る決算報告書類は楽しみです。なので、一語一語かみ締める
ように読むようにしています。
しっかり利益を出してくれている経営者さんには、心から感謝の意を表したいと
思います。・・・ただの零細株主ではありますけれど。


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何かを為し遂げようとガムシャラに生きてきました。これまでの自分です。
何も為すべきことなんてないのかもしれない。何も為さない生き方というものを
かすかに感じている今の自分がいます。
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2005年06月14日

【お金になる英語 #022】 遺族の想い・首相の思い

◇ひとことコメント(対訳ではありません)

日本遺族会が小泉首相に対して、近隣諸国への配慮を求めたという記事。
要するに、靖国神社への参拝を見合わせてはどうかと。

そもそも、中国や韓国から毎回のように強硬な批判を浴びてもなお、小泉首相は
なぜ靖国神社への参拝に固執するのか?

国のために戦った祖先への敬意もあるのだろうけれど、現実的な視点に立って
みれば、日本遺族会への政治的配慮があるとみるのが一般的。何より日本遺族会は
自民党にとって重要な支援団体でもある。

当の遺族会からこのような要望が出るということは、首相による(&与党議員による)
靖国神社参拝が行われなくなる公算も高くなる。
アジア国家間の政治的・感情的衝突というかく乱要因の減少は、少なくとも日本人
投資家として、歓迎したい。


▽編集後記

6日ぶりの発行です。日刊といっていたのに休んでしまいました。ごめんなさい。
書きたい気持ちはヤマヤマだったのですが、なぜか書けなくなってしまったんです!
これがスランプというものなのでしょうか?
「書かなきゃ!」という強迫観念とともにことばをつむいでも、ろくなものにならない
ような気がしたので、あえて休ませてもらいました。
これからもこんなスタンスでムリなく、肩の力を抜いて配信していきたく思って
おりますので、どうかご了承ください。

先週は大阪で仕事してました。夜は狸狸亭(ぽんぽこてい)のお好み焼と神座(かむくら)
のラーメンに舌鼓を打ちつつの、楽しい出張となりました。
大阪はおいしい街ですね。好きです。

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「心の余裕」こそクリエイティビティの源泉。痛感しました。
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2005年06月08日

【お金になる英語 #021】 AIGスキャンダル

◇ひとことコメント(対訳ではありません)

AIGの粉飾決算に絡んで、再保険会社ゼネラル・リの元役員が関与を認めた。
問題となっているのは、AIGが架空取引を通じて保険金支払準備金を過大計上
したこと。信頼度が高いと見せかけ、株価を操作しようとした疑いが持たれている。

この架空取引、AIGとゼネラル・リが結託し、実質的な融資にもかかわらず
AIGが収益として処理したというもの。同時に保険金支払準備金を(不正に)
積み増している。

ところでゼネラル・リとは、ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイ
のグループ企業。11日にはバフェット氏も参考人として事情聴取を受けている。
氏は、不正への関与は(もちろん)否定している。

バフェット氏が好むのは「尊敬し信頼でき好ましいと思える」経営者。そんな彼が
このような事件に巻き込まれるのは、らしくない。
個人的にはバフェット氏のことばを信じている、というか信じたい。


▽編集後記

昼休み、洗足池周辺を散歩した。仕事で近くに来たので。ちょいと驚いたのだが、
池には大きなコイが悠々と泳いでいる。岸辺ではカモが丸まってひなたぼっこ。
水面に突き出たくいの上ではカメが文字どおり甲羅干しをしている。ぼんやり
歩いていたら、「あら、アレ何ていう鳥かしら?朝からずっとあそこにいるのよ」
なんて見知らぬおばさんに声をかけられたり。
のだかで良い場所だな、と思いました。


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暑い。クールビズ強制法案とか出してほしい。

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2005年06月07日

【お金になる英語 #020】 だまされても好きな人(但し法人)

◇ひとことコメント(対訳ではありません)

中国航油(CAO)社の続報。CAO社はシンガポール証券取引所に上場する
ジェット燃料輸入会社。オプション取引で巨額のロスを被って破産した同社に、
大手会計事務所PwCが調査に入り、関係者の共謀による損失隠し・内部統制
の不備を「痛烈に」指摘した。

今週の水曜日にCAO社をめぐる債権者集会が開かれ、債務返済計画の是非を
問う予定。しかし問題はCAO社の経営陣。親会社CAOHC社(中国の国有
企業)も巻き込んで、意図的に損失隠しを行っていたらしい。

その上、親会社はその事実を伏せたまま、CAO株(全体の15%)を外部の
機関投資家へ売却したりしている。親会社がインサイダー取引の嫌疑をかけら
れるのは当然。刑事事件にも発展しかねない。

ところで、シンガポールの投資会社Temasek社がCAO社への追加出資
引き受けを検討中と報じられている。しかし同社は、事実を知らされないまま
CAO株を買わされた張本人。リスクを認識した上でのことなのか、それとも
こういったことすら想定の範囲内だったのか。まだウラがあると見た。


▽編集後記

ついつい中国関連の記事を取り上げてしまうのだが、別に中国が嫌いという
わけではない。思想的にも人間研究の面でも、中国人の遺産には舌を巻く。

ところで司馬遼太郎が中国についてこんなことを記していた。抜粋する。

---
中国史は、ふしぎなところがある。後代のほうが文化の均一性が高くなる
のは当然であるとして、知的好奇心が衰弱することである。後漢の末ごろ
からいわゆるアジア的停頓(ていとん)がはじまり、その停頓が、驚嘆
すべきことに、近代までのながい歴史のなかに居すわりつづける。
(項羽と劉邦/司馬遼太郎著 あとがき より)
---

反日デモが激しかった頃、中国語を学ぶ後輩クンに聞いてみた。
「中国人って皆ああなの?」
「いやー、全然友好的ですよ。知的水準の高い人たちは」
なのだそうだ。


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そろそろ中国を旅してみたい。ただし株を買うつもりはナイ。

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2005年06月05日

【お金になる英語 #019】 中国は怖い国

◇ひとことコメント(対訳ではありません)

倒産した中国航油(CAO)社に関する調査報告が波紋を呼んでいる。
調査を実施したのは大手会計事務所のPwC(プライスウォーターハウス
クーパース)。

CAO社はオプション取引による巨額の損失発生により破産を申請。
損失隠しが行われていたことから、企業統治のあり方に疑問が投げかけられた。

ちなみにCAO社はシンガポール証券取引所に上場する公開企業だが、その60%
の持分を中国の国有企業・中国航空油料公司(CAOHC)が保有する。
CAO社のCEOは、オプション取引による巨額の損失を昨年10月初旬に親会社
CAOHC社へ報告。しかしCAOHC社は11月発表の中間決算で、その事実を
公表していない。

それどころか、10月下旬には巨額損失発生の事実を隠したまま、CAO社の持分
15%を外部の機関投資家へ売却している。これは明らかな経済犯罪。
しかもその主体が中国の国有企業。これはつまり、中国という国家による巨額の
詐欺事件といっていいのではないか。

今回のCAO事件は、シンガポール証券取引所にとって、95年のベアリング銀行
事件以来、最大のスキャンダルといわれている。

中国は怖い国だ、という話。


▽編集後記

ワールドカップ予選、日本vsバーレーン戦を観た。ただしインターネットで。
TVで観てもいいのだが、壁一枚はさんだ向こうに家族が寝ているので遠慮した。
ネットにつなげば某掲示板では実況中継のような書き込みが重ねられているし、
中東のサイト(たぶんバーレーン)ではインターネットで中継してくれている。
何より、窓を開けると外から時折り「うおおーっ!」といった叫び声が聞こえてくる。
それで、「あ、いま点が入ったな」なんて分かったりする。ネットワーク社会。


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夜更かしすると、10時間寝ても眠い。

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