2006年08月20日

【お金になる英語 #052】 強いユーロ圏。インフレも抑えて成長中

◆Today's pick up

"Eurozone inflation fall damps price fears"

Eurozone inflation figures for July were revised downwards yesterday,
helping to assuage central bankers' worst fears about price pressures
at a time of robust economic growth in the 12-country region.

(August 18 2006 / Financial Times)



▼Vocabulary

eurozone ユーロ通貨圏
inflation インフレーション(インフレ)、物価上昇
damp 抑える
assuage 和らげる
robust 強力な



◆きょうのポイント(対訳ではありません)

ヨーロッパ、ユーロ圏の7月におけるインフレ率(年率換算)は
実質ベースで2.4%

前月・6月は2.5%だったので、物価上昇圧力はやや弱まっている
との結果。

速報値は「前月と変わらず」だったのだが、17日、下方修正された。

そして第2四半期(4−6月)のユーロ圏GDP(域内総生産)は0.9%
前年を上回った。

これは過去6年間で、最大の伸び。

「アメリカと異なり、ユーロ圏の経済は、インフレを抑えながら
経済成長を謳歌している」

と、Bank of America の Mr. Holger Schmieding。

いま「ひとり」ユーロ圏が、気炎を上げている。



■SHOJI's Comment

このところ、ヨーロッパ(ユーロ圏)経済が強い。

それを反映して、通貨ユーロも強い(高い)。

しかし「強いユーロは輸出産業にとって競争力の低下でもあるわけで、
予断は許されない(と、今回取り上げた FT の記事は結ばれている)」。

 ※ユーロ圏市場を相手に商売している日本企業(たとえばキャノン)に
  とっては追い風要因(競争力UP)

たしかにその通りではあるけれど、そんなことはどこの国でも、
どの時代でも同じこと。

いまはあっぱれヨーロッパ、といっておきたい。


ところで「インフレ」(持続的な物価の上昇)って、けっこう怖い。

仮に年率2.4%でインフレが進むとしたら、通貨の価値は、
10年後に△22%、20年後には△39%、30年後に△52%・・・
と削り取られることになる(いまエクセルで計算した)。

つまり現在の1万円札が、30年後には今の4,800円程度の価値しか
持たなくなってしまうということ。

インフレが徐々に進行する健全な経済成長下において、タンス預金は
なかなかリスキーなんですよ、という話。


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□[Flash!] Related headlines (関連記事見出し)

・ユーロ、対円で最高値 一時148円94銭
 欧州景気好調 ドル売りの受け皿に (Aug 19 2006/日経)


posted by SHOJI at 04:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月14日

【お金になる英語 #051】 バフェットに学ぶ (7) Another set of Helpers

◆Today's pick up

The more that family members trade, the smaller their share of the pie
and the larger the slice received by the Helpers.

This fact is not lost upon these broker-Helpers: Activity is their
friend and, in a wide variety of ways, they urge it on.

After a while, most of the family members realize that they are not
doing so well at this new “beat my brother” game.

Enter another set of Helpers.

These new comers explain to each member of the Gotrocks clan that by
himself he’ll never outsmart the rest of the family.

The suggested cure: “Hire a manager ? yes, us ? and get the job done
professionally.”


 (c) Warren E. Buffett / BERKSHIRE HATHAWAY INC. 2005 Annual Report



▼Vocabulary

urge 〜 on : 〜するように強くすすめる
clan : 一門、一族



◆きょうのポイント(意訳です)

その一族 ("Gotrocks") のメンバーが、取引の量を増やせば増やすほど、
彼ら自身の持分は減少することになる。

これに対して、Helpers(助言者)の収入は増加する。

(Helpers の)顧客の、積極的な売買は、まったくもって彼らの望むところ
である(手数料収入が増えるのだから)。

それゆえに、Helpers は、さまざまな手法を顧客へ示し、それらの利用を
強くすすめることだろう。

やがて、その一族のメンバー達は、"beat my brother" game が、うまく
機能していないことに、気付く。

するとやがて、別の助言者群 (another set of Helpers) が、一族の前に
現れる。

その新たな Helpers は、その一族のメンバーに、こう解説するだろう。

「あなた達の今のやり方では、他の一族のメンバーを出し抜くことなど
不可能だ・・・」

では解決策とは?

「manager を雇うことだ。そう、われわれのことである。

そうすればあなた達に、本物のプロの仕事をご覧に入れよう・・・」

(つづく)



■SHOJI's Comment

アメリカ国民を象徴する一族 ("Gotrocks") の前には、次から次へとHelpers
が現れます。

彼らは言葉巧みに、資産家一族に言い寄りますが、彼らの最終目的はあくまでも
手数料収入の最大化です。

他の兄弟たち(他の一族のメンバー)よりも、より多くの分け前が欲しい・・・

そんな貪欲さにつけ込まれ、資産家一族のメンバー達は、結果として
自身の富を削り取られる結果となってしまうのです。

それはそうですよね。

単なるキャッチボールから、新たな富が生み出されるはずもないのですから・・・

(まだ続きます)

posted by SHOJI at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【お金になる英語 #051】 復活の兆し。日はまた昇る?

◆Today's pick up

"Japan data signal continued recovery"

In another sign that capital spending in Japan is underpinning
a healthy economic recovery.

Private-sector machinery orders rose unexpectedly in June from
a month earlier and look set to grow further in the coming months.

(August 10 2006 / Financial Times)



▼Vocabulary

continued recovery 持続的な回復
capital spending 資本的支出
underpin 裏付ける
private-sector machinery orders 民間設備投資需要
set to (do sth) 〜しそう



◆きょうのポイント(対訳ではありません)

日本国内の設備投資(資本的支出)需要が、堅調。

政府公開のこのデータが、健全な日本経済回復の裏付けとみられている。

なかでも、6月の民間設備投資需要が期待を上回って上昇。

今後のさらなる成長も見込まれる。



■SHOJI's Comment

今回取り上げたのは、日本の旺盛な設備投資需要を報じる記事。

自分自身を知るのと同様に、自国のことを正確に知るのは意外に
(というか、かなり)難しい、と思う。

自分自身の深い理解のために、他者の存在を必要とするように
日本人が自国のことを知るには、海外の人たちの視点や反応が
大きな手がかりとなる、と考える。

そもそも自国のことは、国内にいて分析するよりも、外から眺めた
ほうが、より客観的に、事実をありのままに認識し、把握できる
ように思える。

今回取り上げたのは、FTの小さなベタ記事。

けれども、日本に対する熱い視線を感じるのは、私だけではないだろう。

短期的にはどうあれ、中長期的に、日本の存在感はさらに強まるもの
と考えている。

個人的には、日本企業(すなわち日本株)には引き続き、期待大
の姿勢を維持したい。
posted by SHOJI at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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