2006年03月11日

【お金になる英語 #043】 バフェットに学ぶ (1) Buy to keep

今回から数回にわたって、ある会社のアニュアルレポートを取り上げます。

その「ある会社」とは、バークシャー・ハサウェイ。

あのウォーレン・バフェット氏が会長を務める投資会社です。

学びどころ盛りだくさんで、原文を手にしただけでワクワクしてしまいます。

  ちなみにオリジナルのアニュアルレポートはこちらから入手できます。
  → BERKSHIRE HATHAWAY INC. http://www.berkshirehathaway.com/


* バフェットに学ぶ (1) Buy to keep *

◆Today's pick up

"Have no exit strategy"

Unlike many business buyers, Berkshire has no "exit strategy." We buy to keep.
We do, though, have an entrance strategy, looking for businesses in this country
or abroad that meet our six criteria and are available at a price that will
produce a reasonable return.
If you have a business that fits, give me a call. Like a hopeful teenage girl,
I'll be waiting by the phone.

(Copyright (c) Warren E. Buffett/BERKSHIRE HATHAWAY INC. 2005 Annual Report)


▼Vocabulary

exit strategy (出口戦略)
six criteria (バークシャーの買収6基準)


◇きょうのポイント(対訳ではありません)
<意訳>
巷にあふれる多くの企業買収者と異なり、バークシャーは「出口戦略」というものを
持っていません。

私たちは、保有し続けるためにこそ、ビジネスを買うのです。

私たちは出口戦略の代わりに一つの「入口戦略」を掲げています。

私たちが探し求めるのは、国内・海外を問わず、私たちの「買収6基準」を満たし、
妥当なリターンをもたらすであろう価格が提示されるビジネスです。

もしあなたがこれらの要件に沿うビジネスをお持ちであれば、ぜひ電話をください。

私はティーンエイジの少女のように、ドキドキしながら電話のそばで待っていますよ。


<ひとことコメント>
「ティーンエイジの少女のように」って・・・なんてお茶目な。
(バフェット氏は現在75歳)



ところで文中で言及されているバークシャーの「買収6基準」については、以前
メールマガジン「投資家さん、会計の勉強しませんか?」にて取り上げました。
 → http://www.mag2.com/m/0000151650.htm (2005年12月18日号を参照のこと)

せっかくですので、その一部を以下に引用します。


●バフェットが買いたい会社

彼はかつて、ウォールストリート・ジャーナルにこんな広告を寄せています。

タイトルはダイレクトに『会社買います』というもの。

彼が欲しい会社の条件とは・・・

----------------------------------------------------------------
("Here's what we are looking for,")

(1) Large purchases (at least $10 million of after-tax earnings, and
preferably much more).

(2) Demonstrated consistent earning power (future projections are of
little interest to us, nor are “turnaround” situations).

(3) Businesses earning good returns on equity while employing little or
no debt.

(4) Management in place (we can’t supply it).

(5) Simple businesses (if there’s lots of technology, we won't understand it).

(6) An offering price (we don’t want to waste our time or that of the seller
by talking, even preliminarily, about a transaction when price is unknown).
----------------------------------------------------------------
【日本語訳】
(1) 大企業であること(税引後利益が少なくとも1,000万ドルあること。多ければ多い
 ほど望ましい)。(注)現在は7,500万ドルに設定

(2) 継続的に利益を上げる能力が備わっていること(当方は、将来の見通しや業績の
 「反転回復」シナリオにはほとんど関心がありません)。

(3) ROE(自己資本利益率)が高く、借入金がほとんどないこと。

(4) 経営陣が残留すること(当方には、新たな経営陣を見つけて送り込む力はありません)。

(5) 単純明快な事業であること(ハイテクは理解できません)

(6) 売却希望価格を提示すること(希望価格が明かされないまま話し合いに入るのは、
 たとえそれが予備交渉だとしても、お互いの時間のムダだと考えます)。
----------------------------------------------------------------

バフェット氏が提示するこれらの条件は、私たち投資家にとって大切な着眼点を
教えてくれます。

(普通の個人投資家が株式市場で投資先を物色するのであれば、(1)と(6)は無視し
ても構わないと思われますが)

「もしもバフェットが私の立場に立ったとしたならば、彼はその会社に魅力を感じる
だろうか?」

この問いが、私に投資を実行すべきか否かの答えをもたらしてくれます。

そのとき手元にあるのはもちろん、彼が欲する会社の条件。

私にとっての、『投資の意思決定チェックリスト』になってます。


 → 投資家さん、会計の勉強しませんか? http://www.mag2.com/m/0000151650.htm


原文の出典:
“Warren Buffet speaks ? Wit and wisdom from the world’s greatest investor”
By Janet Lowe → http://tinyurl.com/a7xzq

日本語訳の出典:
『ウォーレン・バフェット 自分を信じるものが勝つ! 世界最高の投資家の原則』
ジャネット・ロウ著 / 平野誠一 訳 → http://tinyurl.com/7nycz



■「決算書投資術」 読者の声

今回は、私の元同僚で友人のS君からいただいたメールをご紹介させていただきます。
彼は、最近娘さんが生まれたばかりの幸せいっぱい公認会計士です。身内ネタでスミマセン。
-----------------------------------------------------------------
遅くなりましたが、本(「決算書投資術」)読み終わりました。

正直びっくりしました、庄司が本を出版するなんて!!

むかし、監査法人時代にHPを始めたころから、「本出すかも」って感じは
あったけど、実際に出すとはすごいです。

内容については、会計士という観点から、財務数値に焦点を当てた書き方で、
読者にも説得力があったと思います。

また、話しかけるような書き方も、読みやすくよかったと思います。

一般的に数字ってとっつきにくい感じがするから、よりよかったのでは?

僕の場合、本人を知っているので庄司らしさがそのまま出ていた気がします。

「庄司らしさって?」と聞かれても、うまく説明できないけど、「庄司」って感じです。

(道場ネタが出てきたとき、やっぱり庄司だって思ったっけ。)

(T.Sさん/静岡県在住/男性/職業:公認会計士)
-----------------------------------------------------------------

 (テクニックよりも感性を磨こう)
  決算書投資術 → http://tinyurl.com/79axc



▽編集後記

バフェットさんは、自分が投資で成功できたそのノウハウを広く世界中の人たちと
シェアしようとしています。

成功した人は、自らが成功に至ったノウハウを独り占めしたり隠したりしようとは
思わないものなのかもしれません。

偉大な投資家としての珠玉の知恵を、多くの人に与え続ける彼は、さらに多くの人々を
魅了し、自身の持つビジネスをさらに成長・強化させ続けています。

これこそ、与えるものは巡り巡って与えられるという「善循環」の例ではないでしょうか。

ところで、私の大切な友人に水島智裕さんという方がいます。

「しあわせお父さん」という殿堂入りを果たしたメールマガジンの発行者であり、
「幸せな生き方」をテーマに日本中を講演して回っている魅力あふれる人物です。

このたび彼がこんなe-Bookを書き上げました。


奇跡の人生逆転レポート『なんかいいことないかなぁ〜逆転の発想で、人生は逆転できる!』
http://www.shiawaseotousan.com/itk/nanka.htm


私が実際に読んで、ビビッと来たことばをご紹介します。

・豊かさのポジティブスパイラル

・善循環が人生を加速させる

・運命の女神は、求めるものに道を与える。偶然を装って


必ずしも投資をテーマにした本ではありませんが、本当の幸せってなんだろう?ということを
改めて考えさせられる素敵な本でした

中でも、最後に記された彼の体験談は感動ものでした(ホントに)。

きっと、バフェットさんも水島さんも、自身が体験した感動をより多くの人に感じて
もらいたいがために、自らの経験や考え方を広く分かち合おうとしてくれているように思われます。

ところで水島さんのe-Bookは(なんと)無料です。


 水島さんの感動をあなたに
 → 奇跡の人生逆転レポート『なんかいいことないかなぁ〜逆転の発想で、人生は逆転できる!』
   http://www.shiawaseotousan.com/itk/nanka.htm


ぜひあなたも手にとって感動を思い出してみてくださいね。(SHOJI)

posted by SHOJI at 08:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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